お前はもう憶えていないかもしれないけれど・・・
オレはしっかりと憶えてるよ
あの時初めてお前と出会った瞬間のこと
お前は・・・・もう、忘れちゃったかな?
初めてだったんだ
オレとおんなじ、尻尾を持つヤツを見たのは・・・
だから、嬉しかったんだ
とっても、とっても、嬉しかったんだ
最初、お前はオレのこと見て脅えてたっけ
でも、そっと手を差し出してみたら・・・
お前、すっごく嬉しそうに笑って、オレの手を取ったよな
本当に嬉しかったよ
なんて言ったらいいのかわからなかった
それで口をパクパクさせてたら、タンタラスの皆に笑われた
それにつられてオレもお前も
皆一緒に笑ったんだ
・・・昔の話はこれくらいでいっか
明日はガーネット姫を攫い出す作戦の日だ
準備はいいか?
心の準備もしっかりとしておけよ
失敗は許されない
・・・今日はゆっくり体を休めておいた方がいいな
・・・・おやすみ・・・・・・。
<続く>
=コメント=
はい、毎回恒例のプロローグ(笑
ってかヒロイン出てきてないしっ!?(汗
Zの方のプロローグはヒロインの語りだったから
\はジタン視点でやってみた。
最初に言っときますけど・・・
あくまで友情ドリームだからっ!!
恋愛のベタベタはありえないってことだから!!
友情ねっ!!いや、多少はあるかもだけど・・・。
本当にほんの少し。
「えっ?これだけ?」ってくらいほんの少し。
例えるなら・・・
読んでいて赤面しない程度。
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