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あの時より一歩強くなれた?Vincent epilogue...






私は今、旅をしている。

もちろん一人での旅ではない。

私の隣には、ヴィンセントがいる。


メテオが消滅してからすぐ、私はヴィンセントと放浪の旅に出る事に決めた。

クラウドはすごく驚いていて、少し寂しそうだったけど・・・

もう決めていたことだから。


私もヴィンセントも、歳を取らない。

それはとても不思議なことだけど、でもそれも面白いかな、なんて思ってしまう。

それに何より、ヴィンセントがいれば、怖くないと思う。



、疲れないか?」

「ううん、私は全然平気。」

いつもこんな会話をしながら旅を続けている。

山の上から朝日を見たり、澄んだ星空を見上げたり・・・。

そんな生活が、私にとってすごく幸せだ。



この旅が終わったら、どこかにヴィンセントと二人で腰を落ち着けて、

そしてのんびり生活しようとも考えている。

もちろんヴィンセントも賛成してくれているから、その日が待ち遠しくてたまらない。



幸せ。

この幸せは、エアリスがもたらしてくれたものだ。

メテオの消滅も、この戻って来た平和も、全てエアリスのおかげ。

エアリス、ありがとう。



「ね、ヴィンセント。この次は、忘らるる都に行かない?」

聞くと、ヴィンセントは笑顔で言った。

「そうだな・・・。エアリスに手土産でも持っていくか。」

「うん!」



私達の旅は続いていく。

そして、これからもずっと・・・私は一人じゃない。


ヴィンセントと、ずっと一緒にいる。

二人なら、きっとなんでも乗り越えられる。






二人なら、きっと・・・。




<完>

=コメント=
終わった〜〜〜!!\(*T▽T*)/
ヴィンセントED終わりました!
いやぁ、感激!!最高!!(笑
このEDで一番可哀相なのはクラウドね・・・°。(ToT)°。
ごめん、クラウド・・・私はキミが一番好きだよ・・・(笑

ここまで読んでくださってありがとうございました!!
是非、クラウドやセフィロスのEDも読んでくださいねv

ではでは!