あの時より一歩強くなれた?第二十四章
○月×日
私達は、北へと向かって歩き出した。
セフィロスを追い駆けて・・・北へ、北へと向かう。
北へ近付いて行くにつれて、頭痛が増えるようになった。
何故だろう?
私達はアイシクルロッジで休息をとった。
○月☆日
アイシクルロッジを出発する。
大氷河の地図をあるおじさんから譲り受けて、私達は吹雪の中進んで行った。
途中、絶壁のふもとでホルゾフさんという人と出会う。
ホルゾフさんは絶壁に挑戦する人達に注意と休息を提供しているらしい。
私達も、ホルゾフさんの家で休ませてもらった。
○月◇日
ホルゾフさんにお礼を言い、ホルゾフさんの家を出発する。
ひたすら絶壁を登り、絶壁内部で一回休息をとる。
途中、黒マントの男と出会う。その後ツインヘッドと戦闘。
クラウドがかなりの怪我を負う。
クラウドの大事を考え、その場でテントをはって一日を終える。
○月●日
絶壁内部を脱出する。
出口を出たところで私達の目の前に広がっていたのは・・・・
「ふぅ・・・」
が溜息をついた。
「どうした?」
「ううん。なんでもない。日記を読み返してただけ。」
は手に持った日記をクラウドの目の前でちらつかせる。
ヴィンセントは先ほどから目の前を見据えている。
クラウドは目前のモノを見て言った。
「大昔に出来たクレーターか・・・。」
「かつて空から何かが落ちて来てここにぶつかった・・・。星に傷が出来たのね。」
「・・・私にもわかる。傷を治すためにエネルギーが集まって来たんだな。ここに・・・。」
クレーターの中心には精神エネルギーが大きな渦を巻いている。
クラウドは頷いた。
「セフィロスはあの大切なエネルギーを奪ってメテオを使おうとしている。
今度は、この程度の傷では済まない・・・。」
決着の時は近い。
「・・・もう、未練はない?」
はクラウドとヴィンセントに聞く。
クラウドもヴィンセントも、しっかりと頷いた。
「・・・ん、わかった。私も、しっかりしなくちゃね。」
は深呼吸をする。
そして、凛とした表情で前を見据えた。
―――――セフィロスの元へ・・・・・・。
<続く>
=コメント=
休幕です(笑)
だから短いよ〜・・・(笑
まぁ、普段の休幕よりは
読みやすいタイプの休幕だと思いますけど(笑
次回。
・・・・はい。クラウドラブな方々なら
必ずと言って良いほど涙を飲んだシーンですね。
私もそうでした(笑
クラウドの本当の正体。
忘れてはいけません。
クラウドは、いつでもあなたの傍にいます。